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〒167-0043 東京都杉並区上荻2-3-4ゆうでんビル1F
全てのプロオーケストラや一部のアマチュアオーケストラには「ステージマネージャー」という役職の人がいます。
ステージマネージャーは演奏はしませんが演奏に関する知識を持ち合わせており演奏者の負担にならないよう演奏環境を整備、演奏会の流れを取り仕切る仕事をしています。
弊社では多くのプロオーケストラ、アマチュアオーケストラ、吹奏楽団、音楽事務所の依頼を受け国内外を問わず幅広い演奏家とお仕事をさせていただいております。
「演奏会までの流れ」
演奏会までには色々な仕事があります。
まず演奏会の「日時」「会場」「演奏曲目」「オーケストラの規模」「指揮者&ソリストなど演奏家情報」などが決まったら「ステージマネージャー」と「ライブラリアン」の登場です。
「ライブラリアン」とは演奏に必要な「楽譜」を揃え、各パート別にまとめ、さらに演奏に支障が出ないように譜面を編集したり付け加えたりする作業をする専門の仕事です。
練習開始時までにその作業を一通り終え、各パート、各プルト別にバインダーにまとめる作業をしています。
「ステージマネージャー」は練習、演奏会に必要な楽器を調達し、演奏会場に合わせたオーケストラの配置、舞台設備の配置を検討し、本番の流れをまとめ、練習会場や本番会場のスタッフと連絡をとり、すりあわせを行っておきます。
「練習開始」
練習日までに準備をが終え、いよいよ練習入りますと準備した内容を元に本番とほぼ同じような環境を用意して練習に入ります。
練習会場でのオーケストラ配置も本番時を想定した配置で練習します。
練習時には想定した内容と相違がたびたび起こります。想定内容を変更したり、本番会場に連絡を取ったりします。
「本番日 搬入〜本番」
さて、本番日を迎え、本番会場に楽器を搬入します。楽器搬入を終えステージorオーケストラピットの舞台設営を行います。
「ステージ」では台組(雛壇)を組み、オーケストラ椅子、譜面台、楽器を想定位置に並べ演奏者が椅子に座ってすぐ演奏できる状態に整備します。
「オーケストラピット」ではオーケストラピット迫りを演奏位置に下げ、オーケストラ椅子、譜面台、楽器を想定位置に並べ同じように演奏者が椅子に座ってすぐ演奏できるよう状態にしたら譜面灯を譜面台に付けて配線をしていきます。
両方とも全ての作業を時間までに終え「ゲネプロ」に入ります。
「ゲネプロ」では舞台転換などの確認をしながら時間内に終了する様に進行管理をします。ゲネプロを終えるとホールスタッフと進行の確認をし本番に備えます。いよいよ本番です。
「本番日 本番〜搬出」
さて、本番を終え、譜面を回収し、楽器の梱包を行い、舞台の復旧を行います。楽器をトラックに積み込み、舞台を元通りにして終了です。
【コンサートステージ】
「コンサートステージ」では多くの場合、オーケストラ迫り、オーケストラ専用台、平台などで段を付けます。管楽器、打楽器、ハープなどがその上に配置する事が多いですが、オーケストラの並びを鑑みて台を配置します。
オーケストラの並びは演奏する内容によって、指揮者の希望、演奏オーケストラの慣習などで決定します。(対向配置など...)
コンサートステージではステージの大きさに影響される場合は少ないですが、大編成や現代曲などで特殊楽器が多かったり、ピアノなどの協奏曲がプログラムに入っていた利する際には曲間の舞台転換も考慮して検討します。
【オーケストラピット】
「オーケストラピット」では舞台の前にあるオーケストラピット迫りという中に入り演奏します。
演奏の際は舞台よりも約2m低いところに位置し照明が当たりませんが譜面台に譜面灯という明かりを付けて譜面を照らし演奏します。
舞台上ではオペラの舞台やバレエの舞踏が行われ、その伴奏音楽をオーケストラが担当します。総合舞台芸術と呼ばれ舞台、ピット(オケ)、照明、音響すべてが一体となって公演が成立します。
ステージと違ってオーケストラピットの面積によってオーケストラの配置に制限があるため通常のステージ演奏のように並ぶことができません。ピット演奏に特化した並びで演奏します。こちらも指揮者やオーケストラの慣習などによって色々な並びが存在します。
また、譜面灯を使用する関係上、電気配線が重要になります。各配線が許容量に達しないよう配線にも気を遣います。
弊社ではどちらの形態でも実績があり、多くの関係者にも信頼を得ております。是非弊社「ステージスタッフ派遣」をご利用いただき「より良い演奏のために」ご利用いただいてはいかがでしょうか?
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